英国駐在員の日々雑感


by winchesterpark
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Salisburyへ

ソールズベリーに行ってきました。仲のいいイギリス人に英国の起源を知るにはまずソールズベリーを訪れることを薦められ、なかなか行く機会がなかったのですが、日帰りでオールドセーラム→大聖堂→ストーンヘンジを訪れることができました。コースはA40→M40→M25→M3→A303→A345で道も空いており快適ドライブでした。

まず訪れたのが、以下のオールドセーラム(Old Sarum)以外と日本人には知られていないのですが、ソールズベリーを訪れるなら、ストーンヘンジよりこっちが重要だと言われています。鉄器時代の5000年前に造られた大きな砦は、古代ローマ人、サクソン人、ノルマン人によって使用され、後に中世イングランドにおいて最も反映した居住地のひとつに発展しました。
砦の中にある大聖堂跡
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砦の頂上からはソールズベリー大聖堂を望むことができ絶景でした。
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次に訪れたのがソールズベリー大聖堂(Salisbury Cathedral)です。1258年に施工されてから今年でちょうど750周年を迎え、今年はいろいろなイベントが開催されています。大聖堂内には世界最古の時計、1215年に制定されたマグナカルタ(Magna Carta)大憲章の原本を見ることができます。まさに世界の民主主義の基礎となるイギリス立憲制の支柱となった大憲章です。
大聖堂の建築様式はイングランド初期ゴシック様式で統一されておりまさに威風堂々。
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ソールズベリー大聖堂の身廊。
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最後に訪れたのが世界遺産ストーンヘンジです。
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ストーンヘンジは世界七不思議の一つです。           ↓ヒールストーン
b0143877_3202846.jpg巨石群は太陽の神殿としてはるか4000年以上も昔に組み上げられたといわれています。夏至の日に最初に朝日で照らされるヒールストーンは今でも現存していますが、当時の天文学的な正確さにはびっくりです。いろいろな説があるものの現在、明確なのは、建造物の中心から入り口を経て参道にに向かう線、つまりこの遺跡全体の中心軸が、夏至の太陽が地平線から出る方向を正確に指しているということです。参道の延長線上にあるヒールストンは正確な夏至の日の出の方向を指しています。太陽を崇拝する当時の人々のドルイド(ケルトの神官)が祭祀を行った場所という説が有力でしたが、今では完全に否定されているようです。ケルト人がブリテン島に渡来したのは、ストーンヘンジがすでにその役割を終えた数百年後ということがわかったからです。それでも太陽を崇拝する当時のDNAは今のイギリス人にも継承されているような気がします。
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最後に夕暮れのストーンヘンジをお届けします。時空を超えた何かを感じませんか・・。
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by winchesterpark | 2008-07-12 17:13 | 建築