英国駐在員の日々雑感


by winchesterpark
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カテゴリ:建築( 4 )

新年あけましておめでとうございます。
毎年、年賀状にはロンドンの有名な建築物をペン画で描くようにしています。
今年はロイヤルアルバートホールを描いてみました。
せっかくなので過去の作品も披露させていただきます。

▼2009年 ロイヤルアルバートホール
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▼2008年 バッキンガム宮殿
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▼2007年 ウエストミスター大聖堂
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▼2006年 国会議事堂
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▼2005年 ピカデリーサーカス
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▼スペインのトレド市街
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ロンドンにきてから趣味でペン画を始めたのですが、ヨーロッパの建築物は題材の宝庫です。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします。
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by Winchesterpark | 2009-01-01 00:00 | 建築

Open House London 2008

毎年恒例のオープン・ハウス・ロンドン2008が週末の9月20日、21日に開催されました。約700の建築物を一挙に露出してくれるありがたいイベントです。時間が限られているので訪れる建築物が限られてしまうのですが、いろいろ厳選した結果、今年は以下の建築を訪れることにしました。
①王立裁判所(Royal Courts of Justice)
②ロイズ・オブ・ロンドン(Lloyd's of London Insurance Market and Office)
③ギルトホール(Guildhall)

まずは、王立裁判所です。イギリス建築史の中で19世紀に盛んだった様式論争(Battle of Style)のさなかにつくられた裁判所。それを示すかのように、全体的にはビックベンで有名な国会議事堂と同じゴシック・リバイバル様式(ゴシック・リバイバルとは19世紀の建築家や思想家の間で流行りとなった中世ゴシック回帰のデザインのことをいいます)となっていますが、よく見ると細部には複数の様式が混在していて、イギリスの時代の変化を感じる建築となっています。ずっと眺めていても飽きが来ないところがすごいです。
▼王立裁判所(Royal Courts of Justice)
▽設計者 George Edmund Street
▽建築年 1874-82
▽住所   Strand, WC2 London
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次に、訪れたのがご存じ世界最大の保険会社ロイズ・オブ・ロンドンの本社ビルです。私が、勤めているシティ(金融街)の中にあるのですが、古い建築物が多いシティにあるにもかかわらず、その存在が浮いていないところがすごいです。伝統的景観の中に超モダンな雰囲気をミックスさせることで新しいロンドンの景観が生まれてきます。オフィスの中もどこかの近代美術館にいるようで、中で写した様々な写真でコンテストも実施されていました。

▼ロイズ・オブ・ロンドン(Lloyd's of London Insurance Market and Office)
▽設計者 Richard Rogers and Partners
▽建築年 1985
▽住所   Leadenhall St., EC3 London
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そして、最後に訪れたのが、ギルドホールです。1411年にギルド(中世の同業組合)の統治の中心として建設されました。度重なる火災(ロンドン大火と第2次世界大戦)で原型を留めているのは中世風のポーチと壁だけとなっていますが、きれいに修復されており産業革命前世時代に栄華を極めたイギリスギルド社会の頂点を感じ取ることができます。赤いじゅうたんがほんとうにきれいでした。
▼ギルトホール(Guildhall)
▽設計者 John Croxton/George Dance the Younger
▽建築年 1440/1789  
▽住所   Guildhall Yard EC2V 5AE London
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by winchesterpark | 2008-09-20 05:46 | 建築

Salisburyへ

ソールズベリーに行ってきました。仲のいいイギリス人に英国の起源を知るにはまずソールズベリーを訪れることを薦められ、なかなか行く機会がなかったのですが、日帰りでオールドセーラム→大聖堂→ストーンヘンジを訪れることができました。コースはA40→M40→M25→M3→A303→A345で道も空いており快適ドライブでした。

まず訪れたのが、以下のオールドセーラム(Old Sarum)以外と日本人には知られていないのですが、ソールズベリーを訪れるなら、ストーンヘンジよりこっちが重要だと言われています。鉄器時代の5000年前に造られた大きな砦は、古代ローマ人、サクソン人、ノルマン人によって使用され、後に中世イングランドにおいて最も反映した居住地のひとつに発展しました。
砦の中にある大聖堂跡
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砦の頂上からはソールズベリー大聖堂を望むことができ絶景でした。
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次に訪れたのがソールズベリー大聖堂(Salisbury Cathedral)です。1258年に施工されてから今年でちょうど750周年を迎え、今年はいろいろなイベントが開催されています。大聖堂内には世界最古の時計、1215年に制定されたマグナカルタ(Magna Carta)大憲章の原本を見ることができます。まさに世界の民主主義の基礎となるイギリス立憲制の支柱となった大憲章です。
大聖堂の建築様式はイングランド初期ゴシック様式で統一されておりまさに威風堂々。
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ソールズベリー大聖堂の身廊。
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最後に訪れたのが世界遺産ストーンヘンジです。
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ストーンヘンジは世界七不思議の一つです。           ↓ヒールストーン
b0143877_3202846.jpg巨石群は太陽の神殿としてはるか4000年以上も昔に組み上げられたといわれています。夏至の日に最初に朝日で照らされるヒールストーンは今でも現存していますが、当時の天文学的な正確さにはびっくりです。いろいろな説があるものの現在、明確なのは、建造物の中心から入り口を経て参道にに向かう線、つまりこの遺跡全体の中心軸が、夏至の太陽が地平線から出る方向を正確に指しているということです。参道の延長線上にあるヒールストンは正確な夏至の日の出の方向を指しています。太陽を崇拝する当時の人々のドルイド(ケルトの神官)が祭祀を行った場所という説が有力でしたが、今では完全に否定されているようです。ケルト人がブリテン島に渡来したのは、ストーンヘンジがすでにその役割を終えた数百年後ということがわかったからです。それでも太陽を崇拝する当時のDNAは今のイギリス人にも継承されているような気がします。
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最後に夕暮れのストーンヘンジをお届けします。時空を超えた何かを感じませんか・・。
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by winchesterpark | 2008-07-12 17:13 | 建築

Osterley Park & House

ロンドンの穴場、オスタリーハウスに行ってきました。ロンドンからチューブ(地下鉄)でも30分位でいけてしまう、このカントリーハウスは、18世紀に活躍した建築家として有名なロバート・アダムの作品で、1560年に銀行家のトーマス・グレシャム伯爵によって建造され、当時エリザベス女王が2度も訪問したことがあるほど、由緒正しいマナーハウスだったのですが、その200年後に、ロスチャイルド銀行が、銀行家の社交場として改築を依頼し、現在ほぼ当時のままで現存しています。
以下のフォトはオスタリーハウスの正面玄関です。
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また、隣接するオスタリーパークはロンドンにいることを忘れさせるほど静寂な庭となっています。四季折々の花が咲いておりとても癒されます。
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庭で栽培されている無農薬野菜は以下のFarmShopで購入できます。
安くて新鮮なのでお勧めです。
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公園の中にある池が大都会ロンドンのオアシスとなっています。
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by winchesterpark | 2008-07-05 21:07 | 建築